五臓薬膳 腎
腎の主な生理機能は
•蔵精
–成長発育、生殖、一身の陰陽をコントロールする
•脳髄を主る
–運と脾気主升は密接な関係
•納気を主る
–吸息中数の興奮性を維持に肺呼吸を助ける、肺主呼気、腎吸気
•水を主る
–体内水分代謝を総調整する
•五行との関係
–五志:恐
–五主:骨 髄を生ず
–五液:唾
–五華:髪 髪に腎精の状態が反映され精血同源、髪は血の余り
–表裏:膀胱
–五窮:耳・二陰 聴覚、生殖、排便排尿コントロール
腎は水に属し、冬の臓器で冷たい環境に置かれている。腎の働きである「腎陽」をよくするためには、温めることが必要である。
温性・熱性で辛味・甘味の食材や中薬を選択する。
また、各臓器の機能を高めるためには「腎陰」を補う。鹹性・酸性・涼性の食材や中薬で滋養する必要がある。
薬膳スイーツとお茶は、腎の作用する胡桃、黒胡麻、松の実入りの餡で月餅を作りました。
お茶の黒豆は、利尿作用によってむくみをとり、毒を排泄する食薬です。同時に血流も促進させます。塩を使い「腎」に引経し、黒豆の働きを高めした。