薬膳教室体験談
藤花の講師による薬膳体験をした方の感想を集めました。
現存する中国最古の医学書と呼ばれている「黄帝内経(こうていだいけい)」という東洋医学の教科書ともいえる文献があることを知りました。その中に「腎気」から見た体の年齢変化が「女性は7の倍数」「男性は8の倍数」の年齢の時に節目を迎えるという記述があります。
その節目に体に変化が訪れ、その体の変化は、養生しだいで老化速度をゆるやかにできるとされています。これが薬膳のアンチエイジングの一つなのですね。もっと中医学のことを知りたくなりました。
西洋医学より各人それぞれの体質を見極め、頑固な便秘も解消できそうです(女性 M・Wさん)
日常的に便秘に悩まされています。西洋医学的には、原因別に分類はされ、お薬を処方されたり、食物繊維などの摂取が推奨されるものの、私にはあまり効果がないのが現状です。
中医学的では便秘のタイプを便の特徴の他に、全身症状を組み合わせて考えるそうです。西洋医学より、体質で細かく分類され、頑固な便秘も改善しそうな気がしています。中医学的観点という視点を身につけたく思います。
自然治癒力を高めるという漢方薬と薬膳で頭痛もなくなりそう(男性 Y・Yさん)
慢性的な頭痛持ちです。常々、頭痛薬を飲むことには抵抗があったのですが、しかたがなく服用しています。頭痛も漢方がおすすめだと聞き驚いています。頭痛の場合もタイプ別に、症状に合わせた漢方薬と食材で作った薬膳は、自然治癒力を高め薬効を発揮するそうです。
薬膳には冷え性にも効能があるということを知りました(女性 M・Yさん)
多くの女性が冷え症に悩んでいるのは周知の事実。私も冷え性なので寒さが苦手です。ここで初めて西洋医学では、「冷え症」という病名がないことを知りました。
東洋医学では、冷え性の原因は2つあり、それぞれの原因により食材を選択して、その人の体質と体を温める性質を持つ食品を組み合わせて薬膳を作ることで改善をめざすといいます。長年の冷え性が改善することを楽しみにしています。
軽い睡眠障害です。薬膳で対策ができると聞き驚きです(女性N・Tさん)
睡眠障害の原因は、ストレス、食生活の乱れ、夜型生活、季節、睡眠環境、体内時計のずれなどがあげられます。私の場合は複合的なのか自分では原因がわかりません。
中医学では不眠を「不得眠」「不寝」と呼び、睡眠中に夢をよく見ることを「多夢」と言うそうです。体の不調と関わりがあり、その症状や原因を見極めて、薬膳で対策するそうです。タイプに合わせた食材を使った薬膳で、質の良い睡眠を得たいと望んでいます。
糖尿病、動脈硬化性の高血圧、脳卒中などの発症抑制も薬膳で(男性 T・Fさん)
日頃から食べ過ぎ、飲み過ぎで胃腸の調子が悪いことが多く、家族から心配されています。
中医学ではこのような状態は、胃腸の機能が上手く働かず、水分代謝が滞っており、体内に余分な水分が溜まることを「痰湿(たんしん)」と言うそうです。
脾臓が消化器系の機能を制御し、血液の運行をコントロールして、全身の肌・肉・筋肉・血管を養う働きがあると知りました。痰湿を生み出さない食養生が万病を防ぐ基本だと……。現代の生活習慣病対策になると聞き、食の改善をめざして、未病に努めたいと思います。
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