下記は過去の例です。内容は変更になる場合があります。

春の薬膳

春爛漫、光がきらきらと眩しい季節。自然界では草木が芽生え、花が咲き乱れ、鳥や蝶々などが飛び交い、あらゆるものがのびやかに生き生きとする季節です。人間の体の気も上に外にと伸びやかになります。
春の邪気は「風邪(ふうじゃ)」。この邪気によってウイルスなどが体に入りやすくなったり、アレルギー反応が起きやすくなったりします。
春は五臓の「肝」。
精神的な緊張やストレスによって、のぼせ、頭痛、イライラ、目の充血、鼻炎などの症状が現れたり、ストレスは食欲に影響して、食欲不振や消化機能が低下する人もいます。
また、「肝」の血が不足すると、目のしょぼつき、こむら返り、足がつる、よく夢を見るといった不調が出ます。
風邪の侵入を防ぎ、気の流れををよくする「理気」、「血を養う」などの食材を使って「肝」の機能を整えましょう。

メニュー

  • そば寿司 生姜の甘酢添え
  • 鶏肉のオレンジ煮
  • 根みつばと揚の煮浸し
  • 桜と桑の蒸しパン
  • バラとジャスミンの花のお茶

「盛夏の薬膳」

夏バテや熱中症予防などの症状に対応する夏の薬膳。

メニュー

  • 豚肉のしゃぶしゃぶ
  • 梅紫蘇ご飯のライスペーパー巻き
  • ゴーヤの炒め物
  • スベリヒユ入り玉子のスープ
  • 緑豆ゼリーと果物盛り合わせ
  • 竹葉と菊花の冷たいお茶

「初夏の薬膳」

まず、季節の特徴と邪気、適した食材を知って薬膳を考えます。
一通り、季節の薬膳を理解したら、さらに疾病や美容の薬膳へとステップアップしていく予定です。
初夏・梅雨の時期は、「暑邪」と「湿邪」という邪気に対してその対処として適した食材を使ってメニューを使います。

メニュー

  • アスパラとヤングコーンのパスタ
  • 白身魚のポトフ
  • そば粉のガレット豆腐クリーム
  • 金銀花とさんざし入り黄耆茶

秋の薬膳(1)

秋は乾燥の季節、呼吸器のトラブルが多くなります。そんな季節の薬膳は、免疫力をつけるきのこ類や体を潤す力のある食材を使います。
皆さんが、よく知ってる杏仁豆腐は秋の代表的な食材を使っていて、本来は秋にいただくスイーツです。

メニュー

  • きのこ丼
  • 豚肉と金針菜の炒め物
  • 山芋の梅肉和え
  • ぷるぷる木耳入り杏仁豆腐
  • 麦門冬と白木耳入りスープ
  • 秋のお茶(ウーロン茶+菊)

秋の薬膳(2)

秋は乾燥の季節、呼吸器を傷めたり、肌がかさかさに…。
そんな季節に合わせて、潤いを与える食材をチョイスします。

メニュー

  • 茸ごはん(百合根、黄ぎ入り)
  • 豚の塩麹いため
  • もずくとトマトの甘酢
  • 苦瓜と大根のスープ
  • ぷるぷる白きくらげ入り杏仁豆腐
  • メレンゲ入り黒豆茶

冬の薬膳

体を温める冬の薬膳。
季節の特徴やその人の体質に合わせて、食材が持っている特性や効用を上手に組み合わせて作った食事が【薬膳】です。
体を温める食材を中心に使用します。寒さによる冷え対策にもなります。

メニュー

  • 生姜入りあずきご飯
  • えびの香草焼き
  • 茶碗蒸し(栗入り)
  • パプリカと韮のドレッシングかけ
  • 竜眼入りケーキ
  • バラの紅茶

薬膳ケーキ クリスマスバージョン

ケーキのたねには体を温める効果のある艾・杏と血を補うハイビスカスが入っています。
飾りのオーナメントには気を養う木の実やクコの実を入れてべっこう飴で作りました。

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