盛夏の薬膳2

『黄帝内経素問』「四氣調神大論篇第二」に盛夏の過ごし方がかいてあります。

立夏から立秋までの夏の三か月間は、茂り栄えて美しい季節である。天地の気が交わり、万物も花開き、実る。

夜は少し遅く寝て早起きをし、日差しや日の長さを嫌ってはいけない。

志を使って怒ることはしない。花が満開の植物のように、体内の陽気を外に向かって発散させられるようにする。

これが夏の気に応じた、夏の気を養う方法である。

これに逆らうと心を傷つけ、秋にマラリアにかかり、冬の気に対応できなくなり、冬には重病になる。

ここ数日の暑さでは、「日差しや日の長さを嫌ってはいけない」といっても、熱射病にかかってしまいそうですね。これが書かれた3000年前はこんなに暑くなかったのでしょう。

清熱解暑、生津止渇類、芳香化湿類、養心安神類の薬膳を実習しました。

⁂冷やし中華風めん ⁂豚肉の野菜肉巻き ⁂丸ごとトマトと冬瓜の和風スープ

⁂抹茶豆乳とミントの寒天ゼリー ⁂菊、決明子、山査子のお茶

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touka
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