初級講座10回目 秋の薬膳1

秋の薬膳の調理実習を実施しました。

自然界は夏の陽盛から陽気は徐々に減り陰気が少しずつ増加し「陽消陰長」の時期になり、秋の陽射しが短くなり気温が下がり、草木は紅葉し実を結ぶ。人の身体も「陽消陰長」に変化します。

夏の暑さに弱った体を癒し体力を整え、厳しい冬を越す準備期間となります。 燥邪により空気が乾燥し、呼吸器と美容にダメージを与える季節。初秋は、の暑熱が残り「温湿」 晩秋になると冬の寒気が加わり「涼燥」となります。

秋の薬膳の方針

 乾燥から気道・皮膚を守り、夏の暑さで弱った胃腸をいたわり冬の寒さに備え滋養することに重点をおく。

•一般的には甘味で酸味、性は平、涼、寒の食べ物。                          •肺に働くと言われる「白色」の食材を中心に選ぶ。                        •「辛味」は気の巡りを良くして肺の働きをを助けるので適宜取り入れるが、刺激の強い温熱性の食品は体の乾燥を促進をするため避ける。                                –補陰生津 –潤肺・止咳化痰 –通便 –補気と健脾

今日のメニューは、

主食:きのこ丼

副菜:春菊の白和え

スープ:麦門冬と白木耳入りスープ

デザート:さつまいも&りんごパイ

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touka
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