初級講座6回目 盛夏の薬膳

盛夏の薬膳の調理実習を実施しました。

盛夏は1年で一番暑い時期なので薬膳のポイントは

①熱を取り除き、心の生理機能を正常化させる→清熱解暑 

②体液を補充し、喉の渇きを止め体調を回復→生津止渇類

③気の巡りを良くし食欲を増進し湿を除く→芳香化湿類

④暑さからの不眠や情緒不安を解消→養心安神類      

 今回のメニューは「参鶏湯」が作ってみたいという生徒さんの要望に

応えて、参鶏湯風、はとむぎご飯ライスペーパー巻き、なすとどくだみの和え物

五味子と連子のゼリーを調理しました。

参鶏湯は、丸鶏はハードルが高いので、鶏手羽元を使用し、糯米は使用せずに

煮込むスープの緑茶400ccを入れて緑茶の効用をプラスしました。

そして、茄子の和え物にはどくだみの根を茹でたものを入れててみました。

民間療法でも中医学でも重宝されるどくだみですが、生の時のあの独特な臭さはなく

匂いや味を主張することもなく、意外に美味しかった。