初級講座 初夏の薬膳

4月に入り、「初夏の薬膳」を4月6日、20日に開催しました。

4月6日は座学「中医学と薬膳」と薬膳菓子の実にレクチャー。

中医学・薬膳の歴史、中医学の基本的特徴、陰陽五行説、五行学説などについて学びました。

薬膳菓子は、はと麦ベビーカステラの枸杞の実ソース添えを講義の合間にに作りました。あつあつの薬膳菓子は、最高です・

4月20日は、「初夏の薬膳」調理実習

梅雨の時期の五季は「湿」、五臓五腑は「脾・胃」

脾は消化器の消化吸収、栄養と体液の代謝、免疫の一部と止血機能を含めた機能体で「後天の本」と言われます。

長雨で外湿が強くなると、脾胃の陽気を痛め消化機能が低下する。そうすると食欲不振、胃もたれ、浮腫み、肩こり、腰や膝のだるさ、耳鳴り、めまい、頭痛、疲労感など起こります。

起こりやすい病気は、胃炎、消化不良、下痢、食中毒などです。これらに対応した薬膳のポイントは

•補気・健脾→胃の臓器を強め機能を調節する •利水滲湿→浮腫や下痢は、利尿させて湿を排泄させる •寒湿→辛温の食薬で湿を発汗させる •芳香化湿→温性で香がある食薬で湿を乾燥させる •味が甘、性が温熱の食物は湿を生じるため摂りすぎない。

*アスパラとヤングコーンのパスタ *はと麦茯苓入りポトフ *金針菜の炒めもの *ビーンズサラダ *

*アスパラとヤングコーンのパスタ *はと麦茯苓入りポトフ *金針菜の炒めもの *ビーンズサラダ *金銀花とさんざし入り黄耆茶

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touka
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