体質改善の薬膳 陰虚の薬膳

昨日は、今年初めての教室でした。

10月から体質改善の薬膳シリーズを勉強しています。

気虚、血虚、陽虚に続いて陰虚と実証(渋滞・過剰)の薬膳を中心にPowerPointで体質改善の薬膳を学びました。

今月は陰虚の薬膳の実習をします。

陰虚の原因は、体質の虚弱、血虚(血虚の原因)、津液不足、ストレス、過労、熱性の飲食の過食、薬の服用、脾胃虚弱による消化吸収作用の低下、慢性病、加齢などで起こります。

熱感、顔面紅潮、のぼせ、ほてり、午後潮熱、寝付きが悪い、不眠、多夢、五心煩熱、、口渇く、寝汗、痩せ型、膝腰だるい、耳鳴り、目が充血、冷たいものを欲しがる、鼻乾燥、舌質    紅、舌苔少・無、便乾燥、尿黄色などの症状があります。

薬膳の基本は、滋陰清熱陰液を滋養し、体内の病的な熱を取り除く)

 補陰・生津・清熱・補血・補気建脾

 平・涼・甘味・酸味・鹹味の食材や中薬がよい。肝・心・腎を重点的に補う。
「甘酸化陰」甘味と酸味は陰液を作る。野菜や果物の自然の甘味や酸味で体を潤します。のぼせやほてりがあるときは温性や熱性の食材は避け、冷たい飲み物は過剰に摂らないようにして、常温か温かい飲み物を飲むようにします。

本日のスイーツとお茶は

滋陰潤肺、養胃生津として「いちごムース」 「百合麦門冬枸杞茶」です。

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touka
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