秋の薬膳
9月21日 秋の薬膳の実習を行いました。
秋の自然界は、夏の陽盛から陽気は徐々に減り陰気が少しずつ増加し、「陽消陰長」の時期になり、秋の陽射しが短くなり気温が下がり、草木は紅葉し実を結ぶ。人の身体も「陽消陰長」に変化する。夏の暑さに弱った体を癒し体力を整え、厳しい冬を越す準備期間となる。
•乾燥から気道・皮膚を守り、夏の暑さで弱った胃腸をいたわり冬の寒さに備え滋養することに重点をおく。
•一般的には甘味で酸味、性は平、涼、寒の食べ物。
•肺に働くと言われる「白色」の食材を中心に選ぶ。 「辛味」は気の巡りを良くして肺の働きをを助けるので適宜取り入れるが、刺激の強い温熱性の食品は体の乾燥を促進をするため避ける。
秋の薬膳メニュー
*きのこ丼、春菊の白和え、さつまいも&りんごパイ、なし、麦門冬と白木耳入りスープ、秋のお茶(ウーロン茶、菊の花、梨の皮、千日紅)
