つわりの薬膳
「女性の身体と薬膳」シリーズ 妊娠中の諸症状の薬膳の調理レッスンでした。
つわりとして、肝胃不和タイプの薬膳調理メニューです。
妊娠前からストレスやプレッシャーが強く、イライラ、落ち込み、怒りっぽいなど肝の働きが失調しエネルギーが滞っている。
妊娠により胎児を養うための血が下腹部に集まり肝の血が不足するため気を巡らせる働きが低下、停滞した気は上逆し、上逆した気は胃の下降させる働きを乱すと言われています。
治則は、抑肝和胃 和胃降逆 補気しつつ気の巡りをよくし、肝や胃の調節をし、上に上がってくる気を下におろします。
*ささみの梅冷や汁 補中益気、降気止嘔 〈エネルギー306kcal P24.5 g 塩分1.5g 葉酸 28㎍〉
*トマトの卵炒め 健胃消食・養血安胎 〈エネルギー117kcal P6.5 g 塩分0.5g 葉酸 33㎍〉
*蕎麦サラダ 健脾理気・下気消積 〈エネルギー58kcal P2.3 g 塩分0.5g 葉酸 23㎍〉
*グレープフルーツとライチのジュレ 行気和胃、降逆止嘔 〈エネルギー45kcal P 0.7 g 塩分 0g 葉酸 21㎍〉
* 合歓花人参紫蘇茶 行気止嘔・大補元気
どのメニューも短時間で簡単に調理でき、あっさりして味付けになっています。
